典型的な問題
地域課題解決における典型的な問題を類型化すると、およそ以下の3タイプに区分できます。それぞれの問題は、複合的、多層的に絡み合うことが多いため、根源的な問題を探り当て、解決しない限り、当該事案の改善や改革、再生などは難しいのが実情です。
テーマ選定と顧客提供価値
誰を対象にしているのかわからない。(⇒対象となる人たちはもともと存在していない)
どういう価値を提供しているのかわからない。(⇒相手不在の価値、自己満足の域を脱していない)
テーマ選定の根拠がわからない。(⇒理由は特になく、流行りものに手を出している)
当該地域との関係性がわからない。(⇒地域住民不在の取組み、対象地域の実態などが反映されていない)
そもそもアイデアが出てこない。素案に対してアイデアの肉付けが難しい。(⇒検討を先に進めることができずにいる。とおりいっぺんの内容に終始し、今から成功がおぼつかない)
企画の客観的な裏付けがされずに、検討が進んでいる。(⇒対象者を含むステークホルダーに対する説得力を欠く)
当該地域の目線だけで、テーマを選定し、検討を行っている。(⇒他地域からの誘客や、他地域への売り込みなどが可能か不明)
仮説がない、つくることができない。プランが総花的、等
実現の能力と実行の仕方
価値を実現する能力が何かわからない。
どういう能力が必要かはわかっているが、現状では足りず、実行できない。
実行に必要な知識やスキル、技術などが不足している。
人材がいない。組織を編成できない。
実行に必要なものが揃っているかどうか、よくわからない、等
取組み全体の管理
取組みの全体状況を可視化できていない。たとえば、何を、誰が、誰(何)に対して、何処で、いつまでに、どのようにやっているのかなど。
取組みの全体管理を、どのようにすれば効果的且つ効率的に進められるか、わからない。
取組みの進捗状況をひと目で、わかるようにしたい。
会議体の席上で、課題が提示された際、どのように対処すればよいのか、よくわからず、全体の士気低下につながることがある。
関係者とのやりとり、コミュニケーション管理をうまくできない、等
トゥルーライズパートナー(TRP)は、新規事業の創出と新商品の開発、農業・水産業の活性化、着地型の観光とまちづくりなどに係るサービスの提供をとおして、地域課題解決に取り組んでいます。
新規事業の創出と新商品の開発
新規事業領域の選定(地域課題の理解、市場トレンドの考察、将来シナリオの作成)、戦略仮説の導出、ビジョンの策定(市場のインサイト、戦略的な狙い、フォーカスするイノベーション、事業のデザイン等)
事業(または新商品)のアイデア創出、事業デザインの策定(ターゲット顧客の選定と提供価値の明確化、価値獲得モデルの検討、活動範囲と重点管理項目の設定)
事業性の評価(事業の魅力とリスクの評価、事業化可否判断)
新規事業計画の策定、事業検証計画の作成と検証実行、その他(企業誘致支援、営業活動の支援または代行等)
新規事業の実行と管理の支援(広告宣伝、人材育成等含む)、等
農業・水産業の活性化
新商品開発、新市場創出、ブランディング
IoT等を活用した作業の簡素化や効率化、生産性の向上、産業のスマート化支援
首都圏・近畿圏をはじめとした全国主要都市での販促、需給マッチング及び販路開拓、営業支援(営業代行含む)、ECサイト(再)構築
脱炭素経営やサーキュラーエコノミーへの取組み支援全般、等
着地型の観光とまちづくり
フィールドリサーチ(マチ・ヒト・モノのウォッチング)
地域ビジョンの策定(市場のインサイト、戦略的な狙い、フォーカスする領域、観光のデザイン)、地域経済循環の検討
地域資源の発掘または創出、ならびに開発(資源の選定、顧客と商圏の特性把握、顧客ベネフィットの明確化等)、地域ブランド化の推進
実行体制の検討(重要なタスクとプロセス、人材とスキル、組織構造、組織文化等)
商品と営業の企画(商品訴求のポイント、ポジショニングの勘所、コンセプトの開発、商品ラインの展開、販売チャネルの選定、新規チャネルの開拓等)
観光サイトの制作、各種誘客施策の策定と実行(ウェブ広告配信、SNS運用、OTA商品への誘導等)、サイト内キャンペーンの企画立案と実行
広告宣伝と販売促進(コミュニケーションプランニング、ウェブマーケティング、各種メディアプランニング、媒体制作、大規模イベント、TVCM等)
営業活動の支援(交渉力強化に関すること全般、活動のモニタリングと評価等)
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